二世帯同居の嫁が心理学を学ぶ！

いきなりなんですけど、同居されている方で
「家族会議」をされているご家庭ってどのくらいあるんでしょう？

わが家では、なにかトラブルが勃発するとすぐに「家族会議」です。

そのトラブルの原因のほとんどは、
嫁の心配り・気遣いが足りなかったことによる姑の怒り・・・なんですね。

ですから、「家族会議」といえば、
私の至らない部分を洗い出し、指摘されるといった展開に必ずなります。

たしかに私って、至らない嫁なんですよね。
気が利かない、気づかない、先が読めない、知らない・・・など、
至らない理由はいろいろです。

それでも自分なりに、この家に馴染もうと精一杯やってるつもり・・・。
でも姑、舅にとっては、ぜんぜん足りていないんですね。



育った環境が違うから、・・・なんてことは理由にはなりませんが、
でもやっぱり、そこがいちばん大きいのかもしれません。

ひとつのことに対して、考え方、感じ方、価値観がぜんぜん違いますし、
同じ結果に到達したとしても、やり方がまったく正反対なんですね。



私の実家ではどうかというと、
私の両親は、自分たちでなんでもやってしまうタイプ。

家事でもなんでも、人が動くことを期待しないで自分でやる、
大変なことでも楽しみながらやっている・・・そんな姿を見てきました。

もちろん、子どもたちも自由奔放。
私も結婚するまで、お料理なんてほとんどしませんでしたね。＾＾；

そんなヌクヌクな環境で育ったので、ホント気が利かないんです。



一方、こちらのご両親はというと、「自分ばかりやって不公平・・・」
といった否定的なスタンスなんですね。

ですから、私がぜんぜん気づかないでいることに対して
不満をつのらせ、爆発してしまうんです。



わが家の「家族会議」って、そういうところから始まっているんですね。

家族会議では、家族がうまく付き合っていくための話合いをします。

家事などの役割分担を決めたり、
お互いが気持ちよく過ごせるようにとルールを決めたり、
それぞれの思いのすれ違いを調整したり・・・。

でも本当は、私に気づかせるための「家族会議」なんじゃないか？って
思ってしまいます。

もちろん私にとって、勉強させてもらう場なんですが、
姑・舅は、ここぞとばかりに、普段たまっている不満を全部吐き出すんですね。

そんなことまで？と思うような些細なことまで、ダメだしされちゃいます。
自分たちがスッキリするまで、全部ですね。＾＾；

確かに、家族会議で、言われてはじめて気づくこともあります。
そういったところは、徐々になおせていますし、
少しずつこの家のやり方を理解できているとも思います。

ただやはり、家族会議はキツイんですね。
家族会議のあった日から３、４日は、体調はかなり悪いですし、
気持ちもドンヨリして、にっこり笑って家族に接するなんて、
ぜんぜんできない状態です。

そんなだから、「週末に家族会議します」なんて言われると、
今度はどんな不満をぶつけられるんだろう、
なにか相手を傷つけることをしただろうか、ってもう胃が痛くなります・・・。


なんか愚痴っぽくなってしまったけれど、
家族会議ってなんのためにしてるんだろう・・・って
ちょっと疑問だったので書いてみました。


どうなんでしょう？

その場その場で、家事やしきたりを教えてもらったり、
気づいたことを話せる関係であったなら、
家族会議など、必要ないのかもしれませんね。

家族会議などしなくても、話ができる関係。
それが姑と嫁の本来の姿なんだろうなと思います。

わが家では、気付かない間に、嫁姑の自然な関係を築くチャンスを
逃してしまっていたのかもしれませんね。